イケメン戦国『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭~①』
第7章 プレゼントを探せ!~最高の贈り物~ ※R18
二人が果てたあと、裸のまま二人は褥の上に寝転がり、熱い情事の余韻に浸っていた。
「(…あ、そういえば………)」
陽菜はあることを思い出して、横で仰向けで寝転がっている家康の腕をつつく。
「……?なに?」
家康が陽菜の方へ顔だけを向けると、申し訳なさそうな表情をしている陽菜
「あの……家康………えっと……ごめんなさい…」
「は?なにが?」
急に謝られて、目を大きく見開く家康。陽菜が自身に謝るようなことをした覚えは家康にはない。
言いにくそうに、陽菜は口を開く
「……あの…贈り物に足袋を選んじゃったこと………あまり嬉しそうじゃなかったし、それに…男の人に贈っちゃ駄目だったなんて知らなかったの……ごめんなさい。」
「え…陽菜……?」
「…贈り物、違うのを用意して…今度家康にわた……」
「ち、ちょっと待って」
陽菜が話そうとするのを、家康は途中で遮り、慌てて上体を起こして、横になっている陽菜の細い手首を掴む。
「?家康?」
「足袋が嫌とかじゃなくて、陽菜から贈られたものなら、俺はなんでも嬉しい……」
「…え……そうなの?…じゃあなんで、贈る意味わかってるって言ったの?」
嫌がられていないことはわかったが、なぜ、そんなことを言ったのかわからず、きょとんとする陽菜。
上体を起こして、家康と向き合うように座る。
すると家康は目を見開き、はぁ…と深いため息を吐くと、陽菜の身体を引き寄せて、自身の膝上に座らせる
「……教えるから、ちゃんと覚えててよ…。女が男に足袋を贈る意味は……」
そう言って、陽菜の耳元に口を近づけると……
「『私の身体を好きにして』」
低く艶のある声で、陽菜に教えた