第3章 本編40~56【完】
「こいつ、兵の扱い結構酷いぞ?」
「我の策は戦場にて必要最小限の被害で済むモノぞ、普段はぞんざいに扱っておらぬわ」
「元就は家族には優しいよー?」
「知ってる、言ってみただけだ」
市はよく俺達の事を見てくれてるのか、いつも優しい言葉をくれる
元就の事もきちんと理解してるし、良い友に恵まれたのだとつくづく思う
友止まりなのは釈然としないが、長谷部と結ばれ幸せならばいいだろ
「んで?義兄上様はこの政府様直々の正式な乗っ取りをどうすんだ?」
「こんのすけには中の刀剣共に、我等が来る事を伝えさせる」
それだけぞ。元就が言い切った所で
「「我・・・"等"・・・!」」
俺と市も強制出陣かよ。