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審神者になった華

第2章 本編20~39


「今日は長谷部は出陣か?」
「うん、今日の近侍は膝丸」

目を向けるとぺこりと頭を下げ

「差し支え無ければ手伝おう」
「お、ありがとな」

おお、流石に4人でやるとすげえ早く終わった。

義兄上と市、膝丸に礼をし

「うっし、此れからは俺の仕事か」
「うん、晴久頑張ってね」

3人が戻る頃には屋敷内に良い匂いが漂ってきて

「晴久公、ご飯できたよ」
「お、悪いな光忠、宗近行くか」
「ふふ」

何だか嬉しそうに笑う宗近に首を傾げると

「いや何だ。皆が揃い喜んで食事をするのは初めてだからな」
「大丈夫だ、俺がここに居る間はもっと笑顔になる」

宗近の頭をポンポンと撫でると、目付きがふんわりと笑った
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