• テキストサイズ

審神者になった華

第2章 本編20~39


27

夜、何時もの様に寝床を整えて衝立を立てて寝間着に着替えていたら
きゅっと長谷部に抱き締められた。あの、着替え中・・・

「主」

耳元に聞こえる長谷部の声が何だか恥ずかしくて
顔が赤くなってるのか頬が熱い
思い切って向かい合う様にくるっと身体を回転させて
正面から抱き付く。身長差あんま無いから顔が近くて自爆でした!

カソックを脱いだ長谷部の首もとに顔を安定させる と
お互いの息がかかりそうで恥ずかしい

「なあに?長谷部」
「主、俺は・・・」
「うん」

言いにくい事なのかな?
ぎゅうぎゅうと此方から一方的に抱き着いてると
ん?長谷部からも強く抱き締め返されて。

「お慕いしております」
「ふぇ!?」

お慕いしております、って・・・ええとつまり

「ああもう!!見てられないね!」
「市ちゃんがこうも鈍いなんて・・・」

スパーンと襖が開いて何故か竹中さまとねねさんが現れて私の頭は恥ずかしくて爆発しそうです!

長谷部にさっと寝間着を整えられて、衝立あって良かった!
って、私は何て格好で抱き着いてたんだ!

「市姫いいかい?長谷部くんは君を慕ってるんだよ?」
「市ちゃん言っとくけど尊敬とか的外れな慕う、とは違うからね?」

/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp