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審神者になった華

第2章 本編20~39


長谷部達は?と周囲を見渡したら、あ。かろうじて残ってる道場の残骸に背を預けて肩で息してヘバってました。大丈夫かね。

「皆、大丈夫?はい、お茶」
「申し訳ありません、主」
「流石に強いな」
「主、政宗公強いんだね」
「はー、驚きっぱなしだぜ」
「うむ、楽しかった」

各自に冷たいお茶を渡して、啜る。戦闘に参加した子達は元気の様だけど

「江雪さん、宗三さん、小夜、皆大丈夫?」

ドン引いてる他の皆は大丈夫じゃないみたいですね。少し刺激が強かったか。色々。

「この様な力が大名達にはあるのですね・・・」
「江雪さん?そう、まだ凄い子もいるよ?」
「この力を、悪用せずに和睦を果たした、主は偉大なのですね」

ふわりと笑って私の頭を撫でる江雪さんは何を感心してるんだか。
とりあえず、皆お茶飲んで戻って来い。ドン引き状態から。

成ちゃんは刀剣の群れに混ざって、必死で笑いを堪えてました。

「小十郎まで怒られてんの初めて見た!」

あ、そっちの笑いだったか。
極殺入ってなかっただけ良いんじゃないの?
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