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審神者になった華

第2章 本編20~39



「ね、大倶利伽羅と長谷部。小十郎が落ち着いたら手合わせしてみない?」
「手合わせ、ですか?」
「そ、ここの刀達の実力って見てみたいんだよねー」

流石、武の成ちゃん。目の付け所が違うやね

「大倶利伽羅は良い?」
「構わない」
「じゃあ、小十郎さんと政宗の鬼ごっこが終わったらお願いね、成ちゃん」
「了解~」

突如、雷の轟音が聞こえて・・・

「あ、梵捕まったね」
「小十郎殿も大変だな・・・」

長谷部がしみじみ同情するなんて珍しい。

「俺は先に道場に行ってる・・・」
「では俺は皆に声をかけて来ましょう」
「またあとでねー」

成ちゃんと2人で見送って。

「長谷部何かあった?随分顔変わったね、雰囲気というか」
「・・・?そう?」
「市はそう言うのに疎いんだったっけ・・・」

成ちゃん地味に失礼だな。

「黒羽と雹牙は?」
「多分、鍛冶場」
「んじゃ、俺呼んで来るねー」

そう言って去った成ちゃんを見送って。

さて、小十郎さんにお茶でも淹れて・・・あ、光忠が行ったか。
私も道場に向かおうっと。
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