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審神者になった華

第1章 本編00~19


何か自分をじじいと呼び始めたおじいちゃんはちょっとスルーして・・・
短刀の子と目を会わせる。

「僕は乱籐四郎って言うんだ」

女の子じゃなくて男の娘でしたか。可愛いなぁ

「ねえ、僕と乱れたい?」
「何を言ってるんだ君は」

思わず即答で、素で答えちゃったじゃないか。
ちょ、そこの粟田口の子等!爆笑してないでこの子何とかして!

おじいちゃん達は何か寛いで昔話してるし本丸がカオスだ。

思わず隣に座ってた江雪さんの後ろに隠れた

「主・・・?」
「収拾がつかなく、なってきた・・・」

ごめん、江雪さん何かめっちゃごめん。

「ほらほら、鶴丸さんも三日月さんも。主が困って隠れちゃったよ」
「ああ、済まない。人と話すのがこんなに楽しいとは思って居なかった」
「済まん済まん、うっかりしてた」
「乱、お前もこっち来い」
「あ、薬研兄さん!皆も居たんだ!」

光忠と薬研が何とか収拾つけてくれたので、江雪さんの後ろから出てきて3人にぺこりとご挨拶。

「取り乱してごめんね、審神者の市です」

下げた頭の上に何か乗って・・・手?
撫でられたあとに顔を上げたら三日月の美しい顔ドアップ頂きました。目が綺麗だなぁ

「よきかな、よきかな」

・・・何か、マイペースというか・・・ちょっと兄さまと似てると思ったのは黙っておこ。

鶴丸も伊達組に回収されたし、乱ちゃんも粟田口のとこに座ってるし落ち着いて良かった良かった。

・・・三日月の回収者が居ない!!
地味に隣に座ったけど、マイペースですねおじいちゃん・・・

「三日月殿、こちらへ来ては?」
「うむ、今はここでいいか?」

石切丸さんのフォローも虚しく。何か頭撫でられてるけど
孫認識されてないだろうか、私。

3人にうちの忍ズと自宅から持って来た・・・連れて来た長谷部を紹介して、その場で解散。

その日から、私の自室の縁側で茶を啜る三日月が見られました。
三日月おじいちゃん?何がしたいの?
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