第1章 本編00~19
「馬房は毎日綺麗にしてあげてね、敷料はこの位の厚さで常に乾いてるのを確認、汚れてるのは掃きだしして捨てる」
「結構分厚く敷くのだね」
「馬の蹄から病気に成らない様にね、この方が感染が少ないの。因みにこれ市の提案」
「主が、ですか?」
「市は色々な政務とかに精通してるから詳しいよ?」
「意外だったね」
成ちゃん急に私の暴露大会止めてくださいね?短刀と脇差し組のキラキラおめめと(青江はにっこりしてるけど)
太刀、大太刀にふんわり笑われて見られると恥ずかしいっす。
長谷部の後ろに隠れておこう。
「~~~・・・とまあ、掃除と馬の手入れはこれくらいかな?」
「成実殿、ありがとうございました」
「ううん、いいよー。そう言えば君だけ名前聞いてなかったね」
「へし切長谷部と申します、主の・・・貴方達と同じ世から俺だけは来たんですよ」
「あ、だから見慣れてる感じだったんだね、納得・・・って、梵は?」
「馬の指導の前に、爆走して行ったみたい。成ちゃん」
「あ、ずっりい!俺も行こう!」
馬の世話の指導を皆から礼を言われて、馬に乗って掛け出す前に
「あ、小十郎の畑の指導は覚悟しといてね?皆」
成ちゃん爆弾落として行くなし。皆で呆然と『え・・・?』ってハモってたよ。
次は野菜の指導ですか…皆覚悟してて下さい・・・