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審神者になった華

第5章 番外編


この日は各々リストを見て注文すると決め
さて、主へのプレゼントにて詰まってしまいクリスマス当日になった。

「皆メリークリスマス!」

実家から戻って来た市は大きな、沢山の荷物を抱えて来ていて

短刀から脇差と渡しているのは主からの些細な手作りのプレゼントと食卓に用意された料理。

「え、主。僕にも?」
「光忠にはお手製だけど眼帯、かっこよく作ってみたよ?」
「わあ、ありがとう主」

まさか市は全員の分を用意したみたいで
手作りだと言う其れは心がこもってるのは一目瞭然で。

市に何も贈れてないのは、俺だ。

「市、申し訳ありません」
「ん?なあに?」

夜、床の間で。用意出来なかった不甲斐なさを謝罪すると
市の目がぱちくりと、俺を見る

「市は、いつも長谷部に貰ってるよ?」

いつも見守ってくれ、抱き締めてくれた
自分に愛を注いでくれたと顔を赤くして笑う市を抱き締めて。

「長谷部」
「貴女は、狡い人だ」
「んー、長谷部暖かい」

ぎゅうっと抱き締めてくる細い身体を抱き締め返し

今夜は自分を捧げたいと思う
思考が明石みたいだが、俺達は相愛だと

市の唇を自分のと重ねた。
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