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審神者になった華

第1章 本編00~19


また別の箱を開けたら包帯やら医療道具が大量

「俺達刀も今はヒトの姿なので、負傷した時用でしょう」
「徹底的ね」

なるほど、手入れ部屋兼医務室かここは。
皆が怪我したらちゃんと治療しなきゃ

さー、最後の部屋だぞとスパーンと襖を勢いよく開けたら「壊れる」とまんばくんに怒られました。
いや、意外と屋敷が広くて・・・最後だと思ったら力んでしまったのだよゴメンナサイ。

「祭壇?」
「の・・・様ですね」

透明な丸い玉がいくつもあって神聖な感じのする祭壇のようなもの
長谷部さんこれ分かる?
私達の世界から一緒にきたからここのシステムわかんないか。

「ここは俺達の・・・刀装を作る場だと聞いた」
「刀装?」
「防具の様なものだ」

まんばくん、此処はこんのすけ君から知識を得ていたのね。
次こんのすけ君来たら詳しく問おう
せめて此処の使用方法を教えて行きなさいよ。

本丸を散策中、まんばくんが結構話してくれたのが嬉しかった。

もっと仲良くなって行けたら良いなと思うんだけど
もっともっと気楽に話し掛けてね、2人とも。


その日の夕餉に尾張(実家)から持ってきた食材で得意なお料理を振る舞ったら
長谷部さんは感極まって、まんばくんが黙々とお代わりまでしてくれたので
嬉しくて抱き着いたらまんばくんは固まりました。

長谷部さんは苦笑いしてたけど、なんかごめん

うちの忍2人?もう慣れてるから反応が既にお兄ちゃんです
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