• テキストサイズ

【進撃の巨人】あなたの隣で

第2章 新しい居場所


「そうか、そんな事が……」


アルミンは視線を落とす。


「うん。私はお父さんに会ったこともないし、お母さんの事もあんまり覚えてない。残ったのは、この指輪だけ……」



子供の私にはまだ小さいその指輪は、チェーンを通しネックレスにして肌身離さず持ち歩いている。



「そんな事があったのに、って顔してるね。」



アルミンはバレたかとでもいうような表情をしている。本当にわかりやすいなぁ。



「おばあちゃんを目の前で失った時、私も一度は死を考えた。でも誰かが救ってくれて、今ここにいる。私も誰かを守れるくらい強くなりたい。このまま皆死ぬなんて考えられない。お父さんやお母さんが夢見た、自由を手に入れたい。」

「シータ……」



アルミンは優しく微笑んだ。



「長くなっちゃったね、そろそろ寝ようか。」


私は再び毛布をかぶりなおす。


「うん、おやすみ、シータ。」

「おやすみ。」



もう誰かが死ぬところなんて、絶対に見たくない。

強くなって、自由を手に入れるんだ。
/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp