• テキストサイズ

君に出会えて良かった【気象系BL】

第8章 第8話


俺は夢で座っていたベンチに座り道路の方を見た

…夢では向こうから翔ちゃんが走って来たんだよな…

翔ちゃんが来るはずないのに、俺は暫く道路の方を見つめていた

暫くそうしていたけど、とりあえずお昼を食べようとお弁当を開けて食べ始めたその時

『ニャー!ニャー!ニャー!』

雅「え?」

足下を見ると、一匹の仔猫が俺の足に前足を掛けて鳴いていた

雅「あれ?仔猫?可愛いなー。何?オカズが欲しいの?」

『ニャー!ニャー!』

よっぽどお腹が空いてるのか仔猫は必死に鳴いていた

雅「うーん…でも仔猫に人間のオカズあげても良いのかな…まぁ…お腹空かせてるみたいだし…少しなら良いか。はい、鮭の切り身をあげるね」

そう言ってその仔猫に鮭をあげると、それをくわえて道路の方に走って行った

雅「あれ?ここで食べないのか?」

ちょっと気になった俺はその仔猫の後を追った

/ 117ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp