第8章 第8話
…あれ…?この公園…確かよく配達で行くペットショップの近くにある公園だよな…
何故か俺は近くを仕事で通るだけの公園のベンチに座っていた
暫くそうしてると道路側から誰かが走ってこっちに向かって来ていた
あれは…
翔『雅紀ーっ!』
雅『翔ちゃん』
翔『ごめん遅くなって…待ったか?』
あ…そっか…俺翔ちゃんと待ち合わせしてたんだ
雅『ううん大丈夫、俺も来たばっかだから』
俺達はその場にまた座り色んな話をした
暫くそうしていたら
翔『…そろそろ行かなきゃ…』
雅『え?も、もう?…もうちょっと一緒に…』
離れたくない…まだ側にいたい…
そう思っていたら
翔『また明日ここに来てくれ。そしたらずっと雅紀の側にいれるから』
雅『え?』
翔『じゃあな雅紀』
そう言って翔ちゃんはまた走って行ってしまった
雅「翔ちゃ…!…夢…?」
目が覚めて飛び起きると、そこは俺の部屋だった
でも…今までこんな夢見たことなかった…
明日…あの公園に何があるんだろう…