第1章 第1話
「あーあ…顔真っ赤にして…伝える相手が鈍感だと苦労するね…」
雅「潤…お前いつからいたの?」
俺と同じ学部の松本潤がいつの間にか隣に立っていた
因みにコイツは俺達の関係を知ってる
潤「せっかく翔さんが一世一代の告白をしたのに、お前気付かなかっただろ」
雅「翔ちゃんの告白…?」
…何言ったっけ…今日食事に誘われて…その後今日で付き合いだして1ヶ月だからそろそろって…え?
雅「え?あ、あれ?もしかして今…誘われてたの?」
潤「やーっと気付いたか!この鈍感!」
雅「イテッ!」
そう言って潤は俺の背中を叩いて離れ際「頑張れよー」って言って手を振りながら行ってしまった
雅「う…ウソでしょ?」
今までキスまではした事あったけど…
雅「い…いやったーーーっ!!」
回りから好奇な目で見られたけど、そんな事俺には関係なかった