第1章 第1話
翔「雅紀ー!」
講義も終わり、大学校内を歩いていたら後ろから声を掛けられた
雅「あ、翔ちゃん!」
俺は走ってくる翔ちゃんに振り返り向き合った
翔「はぁー…やっと見つけたー…」
雅「え?俺の事探してたの?」
翔「うん…その…雅紀この後予定ある?」
雅「ん?特にはないけど…何?」
すると翔ちゃんは顔を赤くしうつ向いて
翔「そ…その…今日…ど、どっか食べに行かないか?」
雅「え?うん、別に良いけど…どうして?」
翔「…き、今日は俺達が付き合い始めて1ヶ月だから…その…そろそろ…」
雅「え?」
翔「な、何でもないよ!お、俺ちょっと図書館に用事があるからカフェででも待ってて!」
雅「あ、翔ちゃ…」
翔ちゃんはそのまま顔を真っ赤にしながら走って行ってしまった
…一体何なんだろう…