第2章 NEW LIFE
天幕というものに入って着物を見る。
重そうだなあ
なんて考えてると私が着物の着方をわからないことに気がつく。
「うわああああああああああああああああ」
叫んでみると、緑の服きたお兄さんがやってきた。
「なんだ!!叫んで!!」
「私着物の着方わからないですううううう」
お兄さんは目を見開いて驚いて、
ため息ついて、
言った。
「いいか、この場には男しかいない。俺はお前なんかに下心を抱いていないから俺が着させてやる。なんとも思うなよ。しょうがないんだからな。」
そう言って私に着物を着せてくれた。
しばらくして…
「ほら、できた。いいぞ。」
「うわぁ…凄い。ありがとう!!」
「ああ…」
「あ、私は萌香です。以後お見知りおきを。」
「俺は豊臣秀吉だ。」