第2章 NEW LIFE
「はぁ…眠…っ。」
馬の上でふと一言漏らすと、男の人はこっちを見てきた。
「俺は伊達政宗。よろしくな!」
「よろしく!!」
「しかしお前、何歳だ?でかいけどうるさそうだな。」
「私はね、18歳!うるさいよ!いぇーい」
「ははっ、面白そうだなお前。」
雑談をしているうちに、織田信長、石田三成、あとよくわからない人がいるところに付いた。
「ほら、手、出せよ。」
「いい。自分で降りられる。」
私は馬の上から思い切りジャンプした。
「ふー。はやかった。はやかった。あ、信長様。さっきは逃げてごめんなさい。」
佐助さんと話して信長様に逆らうのはまずいと思ったので一礼。
「いい。して、お前服がボロボロだ。着替えてこい。」
自分の格好を見てみると…確かに、煤が付いている。
「はい。」
私は言われた通りに着替えに行った。