第2章 NEW LIFE
「ん…貴様、誰だ?」
揺すっているといつの間にか男の人は起きた。
「説明より早く!!逃げなきゃ!!」
私は男の人の手を握って、駆け出した。
どれくらい走っただろうか。
出口が一向に見えてこない。
すると…
ククッ。
後から笑い声。
「なに笑ってんですかこんな時に!!」
「いや、出口が逆だがそれでいいのかと思ってな。」
え…?やっぱり?私も見えないと思ってたわ。
いや、、、それよりもっと先に言えよ!!!
死にたいのかこの人?!
おかしすぎんだろ!!
「じゃあもうあなたが出口に連れてってください!!!」
「ああ、そうした方が生き延びれそうだな。」
私は仕方なく男の人に付いていき、外まで辿り着いた。