第2章 NEW LIFE
「うわ!美味しそう!」
「だろ、俺が作ったんだぜ」
「ほんと?!凄!いただきまーす!」
戦国時代だから、結構美味しくないものばっかりだと思ってたけど、どれもこれも美味しくて、ヘルシーでこれは予想外だ。
ダイエット効果めっちゃありそう。
「萌香、今日は何をするんだ。」
「あ、何もすることないですよ。暇な時間は受験勉強やろーかなーって思ってたんですけど私に何か手伝って欲しいことある人います?」
全体に向かって問い出すと、秀吉さんと政宗が手を挙げた。
「信長様の金平糖がなくなりそうだから、後で城下へ行くんだ。お前はまだ城下に行ったことないから、案内がてら連れてこうと思ってな。」
「あ、ほんとですか?ありがたいです。」
「俺は菓子を作るから手を借りようと思ってな。」
「ん、私料理出来ないけどいいよー」
こうして世話係1日目は秀吉さんとお使い+政宗の料理の手伝いをすることになった。