第7章 ビバ中忍試験!出るか必殺スパイ活動!
カンクロウがイラついたようになにかぼやく
おい、カラスまで使う気か、テマリのそんな声とほぼ同時に聴き触りのいい声が聞こえる
「カンクロウやめろ、里の面汚しめ」
特に嫌悪した様子もなく平坦な声色で彼は現れた
「喧嘩で己を見失うとは呆れ果てる。何をしに木ノ葉くんだりまで来たと思っているんだ」
「ち、違うんだ我愛羅、こいつらが先に突っかかってきて…」
「黙れ、殺すぞ」
し、しびれる~~~~!!!!!!!
私は思わず我愛羅を凝視する、何だあのかっこよさ、心なしか視界にキラキラフィルターがかかってる気がする、ここだけの話、私は割と我愛羅を推せる
中忍試験に登場する他里のやばい奴ってだけで胸が熱くなるでしょうなりますとも!
トビ今だけは見ないでお願い~~!!
「わ、悪かった、俺が悪かったよ」
ついでテマリも、ごめんね、と続けた
「君たち悪かったな」
我愛羅は言うと瞬身で地面に降りた
は~~~ちっこい~~!!私はごくりと生唾を飲んで我愛羅を見る、一挙一動すら見逃さない気概だ、写輪眼は開けないようにしないと
「どうやら早く着きすぎたようだが、俺たちは遊びに来たわけじゃない、行くぞ」
ちょっとまって、サクラの声で我愛羅が視線を投げる
は~~!もしや今のセリフ私が掻っ攫えば視線が会ったのかしら!?
やばい、胸が高鳴りすぎて気分が悪くなってきた、ちょっと興奮しすぎだな
サクラが里に来た目的を聞けば、中忍試験があるという、ああ、そういえばそんな時期か
「お前、名前は?」
テマリが反応するも、サスケは冷たくあしらう
少し眉を寄せて、いやまゆはないんだけど、砂漠の我愛羅、と名乗った
砂漠の我愛羅~~~~!!!!!ファンクラどこですか