第5章 え?スパイになるなら生かしてやる?誰だお前
女子のいじめってめちゃめちゃ陰湿だ、いや、女子に限らずいじめは陰湿なものなんだけど、私は思わず頭を抱えた
余計こじれるからやめろと言ったからか単に興味がないだけだからかサスケはあれから何も言ってこない、おそらく気づいてないに100ペソ
忍者だからそれだけやり方も陰湿で、モノを隠されることもあった、私はそれでも何食わぬ顔でアカデミーに来てる、正直子供のやることだと思ってるしあの時の地獄に比べたら微笑ましいものだ、それが気に入らないのかどんどんエスカレートしていくのだけど、一番気味が良かったのは組手の時間だ
あの夜を何十年も繰り返した私は正直イタチの攻撃を全ていなせる程度にはつよい……いや、いなすことしかできないんだけど、同年代に比べれば実力は雲泥の差だろう
主犯格の女の子とやりあったが、彼女は10秒と持たずに地面と熱いキスを交わした、隙だらけなのだ、イタチやオビトを見習って欲しい
今の修行相手はオビトなので、私の体術の伸びもとどまるところを知らない、写輪眼を使うまでもないってわけだ、おっかねーとが遠くから声が聞こえたが聞こえなかったことにしよう、そうしよう
まぁ、気味が良かったのは確かだ、やっぱりいじめはなくならなかったけど…私はため息をつく、カバンを隠された
トイレに行ってる隙にやられたのだ、とりあえず学校のゴミ箱から行くか
裏のゴミ箱をあさってみたがそれらしきものはなかった、校庭も探して、校舎を練り歩くがどこにもそれらしきものはない、まいったな、どうしたもんか、教科書とか入ってるし後の言い訳がめんどくさいから持って帰りたいんだけど
そんなことをつらつら考えながら歩いていると、前方から誰か歩いてくるのが見えた、目を凝らすとナルトがとぼとぼと歩いていた
「あ…」