第17章 無限月読
マダラはオビトに全部話した、リンのことが仕込みだったのも、なにもかもを
「さぁその輪廻眼を渡せ……お前はオビトではない、マダラだろう?」
私はマダラを見つめたままだ、涙が出てきた、悲しいのではない、ドライアイになりそうなのだ
「、やめろ」
「私はね、見てみたいの、私の望む世界がどういった形になるのか」
「安心しろ、術を解いたところでお前は殺さない……いや、殺しても意味がないといったほうが正しい」
どうやら十尾の人柱力クラスになるとわかるらしい
「いいわ、これはあげる」
「…!」
「私はマダラじゃない、私が月の眼計画に本気で荷担するつもりなら……………。わかるでしょう、もう全てが手遅れなのよ」
マダラの顔が不思議そうに歪む
「マダラ、あなたの負け」
私は彼の手のひらの上に輪廻眼を置く
「わからんな、俺に負ける要素があると?」
「私はもう先を見た、せいぜい真実を知ったあなたが驚く顔をナマで見たいものね、私はその時夢の中なんでしょうけど」