第15章 戦争前のピリピリした空気って苦手だよね、ね!?
「あの術の仕組みには気づいたか」
原作ここらへんに来るとあんま読み込んでないしなぁ、私はんーと首をひねってダンゾウを見る
「死んだことをなかったことにする、そんな術どっかにありそうだけどね」
私はトビを見る、相変わらずサスケを見たままだが、口を開いた
「うちはの中でも禁術にされていた瞳術、イザナギだ」
イザナギか、じゃぁそれをいい具合に封印するのがイザナミだな、覚えておこう
そしていくらか言葉を交わしたあと、サスケとダンゾウが刺し違えた
「サスケの力、まぁこんなところか」
トビが漏らす、私はおしるこのカップを横に置いてふふんと笑った
「私の予想通りってやつだね、賭けでもしておけばよかったかな」
「フン」
イザナギが発動しないことに気づいたのかダンゾウが倒れる、サスケの被害も尋常ではないが、どうやら戦場にたち続けたのは彼のようだ
「写輪眼を手に入れたことにより写輪眼との戦いを甘く見た、その驕りが負けにつながったというところだな」
トビが立ち上がり私も立つ、ふと横を見てうわ、と口を開いた
「いまさらだけどトビ…腕ないじゃん」
今更かよみたいな空気を出しつつ、虫にやられてな、と息をついた、グロ……
サスケが香凛を噛んで、トビが連れてきて正解だったなと自画自賛したところでダンゾウの腕からまた木が生えてきた
それから彼女が人質に取られ、それごと貫いたサスケを見るトビの眼がめっちゃ嬉しそうでドン引きした
「先にアジトに戻ってサスケの手当の準備でもしておくよ」
「あぁ、そうしてくれ」