第14章 ついにスパイバレ!?絶体絶命!
不意にトビと私の間からゼツが現れる
「オワッタゾ」「あれ?もう裏切ったの?」
私は苦笑する、トビがどうだった?とゼツに聞けば、彼は何でもないようにイタチは死んだよ、と残した
「うわー!信じられない!……なんてね、思ったとおりだ」
ナルト達もざわつく
「サスケも倒れちゃったけどどうだろ、結構ギリギリかも」
その言葉にナルトがいち早く反応する、ゼツがアロエだとぉ、と怒っていたが黒ゼツがなだめだようだ
「まぁいい、貴様等の相手はまた今度だ、行くぞ、遊びは終わりだ」
私はちらりとナルト達を見た
うわ、心が痛むからそういう顔しないで欲しい
「じゃあね」
名前を呼ばれた気がしたが、きっと気のせいだろう
トビとほぼ同時に着く、サスケとイタチが横になっていた、イタチはどう見ても死んでいる
「遅かったな」
後方にゼツの影が見える
「あんたらじゃないんだから、そんな早く移動できないよ」
「見てたならちゃんと撮ってあるんだろうな」
トビはイタチを見下ろしている
「後でゆっくり見させてもらう、イタチの死体を持っていく、すぐに行くぞ、はサスケを持って来い」
「わかった」