第14章 ついにスパイバレ!?絶体絶命!
「よぉし!僕との連携技で懲らしめちゃおう!」
「そんなの無いでしょ」
私はクナイを構える
「ごめんね、なんて言わないほうがいいのかな」
ナルトの目が縦瞳孔になっている、怒ってんなぁ
「どうして、どうして裏切ったんだってばよ!ァ!」
「どいつもこいつもどうして里を裏切った、なぜ里を裏切った、いつから?どこから?そんなんばっかだよ」
私は息をついてナルトを見た
「私はね、イタチが一族を私とサスケ以外皆殺しにしたあの日の夜から、ずっとこっち側だったんだよ」
ずっと、ナルトが短く言葉を繰り返した
「ええ、そうでもしないと生き延びられなかった、そうでもしないと」
「」
肩を組んでいたトビが私を見る、は~と深い溜息を付いた
「まぁなんでもいいよ、今ある事実はこれだからね」
淀みなくクナイを構える
「さぁ、やろうじゃないか」