第13章 推しと一緒に任務できりゅ~!
私はナルトを見る、大蛇丸の上半身と下半身をサヨナラさせているところだ
「操れるかな」
『今はいい、うまくいけば大蛇丸を殺れる』
私はふふ、と笑う
「興味ないんじゃなかったの?」
『……』
ごめんって、と言ってナルトを注視する、おそらく思うところあるのだろう
ぎゅい、と音が鳴って高密度のチャクラを生成する、どうやんだろ
肌で感じるほどに痛いチャクラ量だ
本当にチャクラオバケって感じ
それからナルトが破壊光線を打って大蛇丸に向こう岸までやられる、それから大蛇丸は息も絶え絶えに脱出した
『今が接触のチャンスか』
「……いや、トビ、あれを」
目を凝らして注視する、サイが現れた
『…根か』
それからなにか会話をしているがよく聞こえない、これ以上近づくのもリスキーだしな
どさくさに紛れて殺すことはできるだろうけど、どのみち今の状況で出て行くという選択肢はない
ザ、と音が鳴って3人がその場から消える、私も追うか
しばらく走っていると、前方にヤマト隊長と横たわるサイが見えた
「隊長!」
彼は私を見るとか、と漏らしてサイを見た
「これは?」
「おそらく仕込みだ、後頭部に縫い目がある」
サイを見る、ほぼ本人だ、よく気づいたな…いや、この場合はカブトを褒めるべきか?
「君はここで待機して後からくる僕らと合流してくれ」
「分かりました」
……ちょっと暇だな