第9章 ビバ中忍試験!初の任務は木ノ葉を潰せ!
瞬間、ファンキーの叫び声が聞こえた
『、やれ』
写輪眼を展開、殺気をひねり出し守鶴の気を引き、幻術
「う」
思わずうめき声が出る、なんてやっちゃ、これ操るなんて無理くり過ぎんか
チャクラが重すぎる、だけど、ええいままよ!万華鏡写輪眼!
「うぅぅううぅううぅうクソうちはがぁぁあぁああ!!!!せっかくシャバの空気を吸えたってのによぉぉおお!!!」
恨み言でも聞こえてきそうな声を上げながら守鶴は頭を振るような仕草をする、おっしゃいける!
どすんどすんと音が聞こえて私は守鶴に技を出させる
開いた彼の目は完全に写輪眼になっていた
「うわ、できちゃったよ」
『よくやった』
「写輪眼かぁ!」
ガマが口を開く、そうか、あいつは九尾の時もいたな
しかしガマをなんとかせにゃならん、さて守鶴、そいつをうまいことやっつけて木ノ葉へ進撃しておくれ、と命令をする
「守鶴本体を乗っ取られているに過ぎん!拠り所を起こせばまだチャンスはあるぞ!」
ガマが喚く、そうなの?へぇ、って感じだ
「ナルト!合わせ変化じゃ!こやつわしらを倒したら木ノ葉に向かうぞ!13年前の悲劇がまた起きる!!」
しかしガマ親分はすげえな
守鶴は木ノ葉に向かう動きを見せたものの、それもガマ親分に止められ我愛羅が起き、結局原作通りになってしまった
サスケはサクラを助けに行った、私はその場で深く息を吐く
し、死ぬかと思った
『失敗か』
「な、にあのガマ、は?あれも尾獣?」
『まさか、忌々しい名生穆山の害獣さ』
珍しくオビトが感情的で思わず笑ってしまう、だが私ももうチャクラ切れだ
フラフラの足でようやくサスケに追いつく
「ナルト、大丈夫?」
向こうには未だ血だらけの我愛羅、浄化されたような顔しちゃってもう
「大丈夫だってばよ…」
全然そうは見えないけど、と返す、サスケも来て我愛羅は帰ってしまったようだ