第2章 新しい生活。
一回抵抗してみたんだよ?
『私だって…
このくらい持てるもん!』
こうやって言って
『ふんぬーーぉぉお!!!』
重たい段ボール
浮かしてみようとしたんだけど
『あっ、
もうちょっ……と…』
5分粘って
結局
1㎜も浮かなかった。
「ほら…
無理でしょ?
大きいのは俺がやるから
ね…?」
そう言って
頭をなでなでする
潤くん。
甘い
甘すぎだよ!!///
『うぅ…
私、役に立ちたかったの
ゴメンね…(しゅん…』
ちょっとへこんだ私。
だって
こんなに役立たずとは
思いもよらなかったから。
そしたら…
「あぁもう、
可愛すぎんだけど。
マジ、責任とってよ…/////」
そう言って抱きついてきた
ぎゅぅぅう
『おわっ!!
可愛くないよ!!;;;
しかも、責任て…;;』
アワアワする私に
「役立たずじゃないから
一緒にこうして
いられるだけで
俺、満足だから。//」
少し赤らんだ顔で
キスを落とす
潤くん。
『んっ……//////』
ドキドキが止まらない私。
これじゃ
片付け進まないよ!
そこから
二人して
赤面で片付け続行して
今に至る。