第2章 新しい生活。
「…ゃん!!
…ちゃん!!…
ちゃん!!…
起きて、
ごはんできたよ?」
私は遠くから聞こえる
雅紀の声で
目をさました。
『ん…んぅ…
あり?』
今何時?
と時計を見ると
あれから3時間も
眠ってしまっていた。
洗濯してない!
ガバッと
飛び起きた私は
ベランダに干された
洗濯物をみて
ほっとする。
『ごはんも…洗濯まで…
ありがとう。
雅紀。』
素直な気持ちを
ぶつけたら
「っ…///
当たり前じゃん!
つか、
どんだけ
可愛いの…//」
そう言って
またキスをする
雅紀の顔は
ほのかに赤らんでいた。
『くすっ…
食べよ!!!』
私は今日
買った皿に
盛り付けられた
雅紀の晩御飯
に感動しながら
美味しくいただいた。
食事中、
子供ができたときの話
なんかして、
とても
楽しく今日を終えた。