第2章 新しい生活。
明らかに
自分よりテンパっている
私を見て
「あ、いや…
嫌だったわけじゃないんだけど…
その…びっくり…して/////」
と、捕捉してくれる
翔さん。
ですよね!
ほんと…何してんだろ…//
気まずくなっちゃったじゃん//
お互い
背を向けあって
赤面している姿を見て
松本さんと相葉さんが
「ねぇ…
俺らかえっていい??」
と言ったのは
言うまでもない。
-数時間後-
片付けも無事終わり
松本さんと相葉さんも
帰ってしまった。
二人で住むには
少し広い家だけど
それが
よりいっそう
プライベート感を
感じさせる。
そっか…
私、あの櫻井翔の
彼女になったんだ…
そう、しみじみと感じた。
ベランダで
月明かりに
照らされる海を
眺めながら
お酒を飲んでいると
「夜の海も、
良いものだよね…」
と、後ろから聞こえた。
振り向くと
そこには
風呂上がりで
髪の毛の湿った
浴衣姿の翔さんが
ベランダの窓の冊子に
寄りかかって立っている。
『っ……/////』
どこまで
かっこいいんだ。
そう心で叫びながら
『浴衣…似合いますね…//』
と、俯く私。
「ふふっ…
思ってます?
ありがとう…///」
思ってますよ!
なんて笑い合う。
月明かりに照らされた
二人のベッドで
また、色んな話をした。
そして
翔さんの腕枕で
眠りについた。
明日から…頑張らなきゃ…