第2章 新しい生活。
パッパー
外から聞こえた
クラクションに
「きたっ…♪」
と笑う翔さん。
『???』
頭にはてなマークの
私だったけど
すぐに誰か分かった。
車に乗せてある
沢山の荷物を
運んでいるのは…
松本さんと
相葉さん。
こちらに手をふると
玄関に
向かってきていた。
翔さんは玄関に
運ばれた荷物を
テキパキと
各お部屋へ運ぶ。
ちなみに
大野さんと二宮さんは
撮影で、今日は
お休みがとれなかったみたい;;
けど、
オフにこんなことしてもらって
ほんとに
申し訳ないです……;;;
私にも何か
できることはないかと
3人におにぎりを作った。
『少し休憩にしては
いかがですか…??』
おにぎりを見るなり
お皿に飛びつく3人。
やっぱり
この感じは落ち着く…
としみじみ感じた。
翔さんが
横にきて
おにぎりをもぐもぐする。
食べ終わったら
何か言いたそうだけど
その前に
ご飯つぶついてます…。
「あっ…」
何かいいかけた
翔さんを無視して
ご飯つぶを
舐めとる。
『チュッ……
ごはんつぶ、ついてます(笑)』
とっさにしてしまった
自分の行動は
翔さんの赤面を
目の前にして
急に恥ずかしくなる。
というか、
なにしてんの!!!私!!!
「っ……ちゃん!?!?///
あっ…えっと…////」
『すっすすすすみません!!!!;;///
じっ、自分でも
何が何だか;;;;
ほんどにごめんなさい……!!!』