第2章 新しい生活。
『ここ…ですか…//』
私は今
海岸沿いに建つ
真っ白な家の前に立っている。
「そ♪
気に入ってくれた?」
そう言って私の顔を
覗き込むのは
櫻井翔さん。
私の彼氏です。
あ、ご紹介遅れました
どうもです。
『気に入るもなにも…
素敵すぎます!!//』
翔さん込みで素敵すぎます。
私たちは翔さんのご友人の
紹介でこのお家に
住むことになった。
こんな立派な家、
私には勿体ないよ……
そんなこと言い出したら
彼氏が翔さんてこともだけど…
私もちゃんと
見合う女、
見合う仕事ができる人
にならないと!!
一人で
気合いを入れる私に
翔さんは
「なに、一人で
百面相してるの?
早く入ろう?」
そう言って
手を差しのべてくれた。
『っ……
ハイ!!////』
うぅ…
笑顔が眩しすぎるよぅ…///
それから私たちは
ここに
こんな家具を置こう
だとか
ここで
二人でこんなことをしよう
だとか
ここの
景色は凄い
だとか
色んなおしゃべりをして
楽しんだ。