第2章 会場の下見。
坂本「はい。(笑)」
**も慌てて立ち上がり資料を受け取る。
**「ありがとうございます。」
坂本「♪ちゃん。って呼んでいい?(笑)」
**「え!?あ、は、はい・・・・(照)」
坂本「♪ちゃんさぁ、この後予定ある?」
**「え!!あ・・・えっと・・・」
坂本「ないならうち来ない?」
**「え・・・と、坂本さんの家ですか!?」
坂本「うん、せっかく一緒にオブジェ見れたし、少し話詰められたらと思って。」
そう言う事か・・と安堵と共に変な期待を抱いていたことに顔が熱くなる。
**「あ、で、でも、突然私みたいなのが押しかけたら・・・あの・・・」
坂本「なに?」
**「その・・・彼女・・・さんとか・・・困るんじゃ・・・」
坂本「彼女ねぇ・・・居たらいいけどねぇ。」
**「・・・え?」
坂本「あ、いや、取り敢えず大丈夫だから。あ、でも♪ちゃんも車だよな・・・ここから俺の車で移動して、またここ送ってくれば大丈夫?」
**「え、あ、はい。」
坂本「よし、じゃぁ決まり!行こう!」
どうしよう・・・もうちょっと可愛い恰好してくるんだった・・・
いや、これは仕事だ、仕事。うん。仕事だ。
いくら自分に言い聞かせても、鼓動は早くなっていった。