第1章 主人公"オリジン"
「誠に申し訳ない。」
土下座して謝ってきた相澤先生に私は焦ってしまい、
「先生は悪くありません!顔をあげてください!」
と答えたら顔をあげてくれた。
内心苛立っていたが、相澤先生は悪くないのだ。
「まず聞きたいのは…このねずみのようなくまみたいな動物なんなんですか?」
相澤先生は小さな動物に説教しながら、私の疑問に答えてくれた。
「…その方は、…「校長だよ」!!」
相澤先生が答えてる最中に自分を校長と言った小さい動物が話した。
「…はい?」
私は凄い間抜けな返事をしたと思うが、目の前の小さい動物はさっきのことを反省せず私に目を向けている。
「相澤先生、ここは私がすべて話します。」
すべてを聞いた扇子は頭から蒸気を出して気絶してしまった。