第3章 クラスメイトと妹
食堂に向かってると前から目がぱっちりして、長い黒髪を腰のあたりで蝶結びに結ってる女の子と雄英の制服が浮いてて、足は地面に付いてる人?が歩いてきた。
何やら二人で話してる。
「梅雨ちゃーん♪今日の放課後駅前に出来たアイス屋さんいかなーい?あそこのアイスが評判なんだー!」
「では、お茶子ちゃんと三菜ちゃん連れて行きましょ。ケロッ」
「でも三菜ちゃんアイスって食べれるのかなー?溶かしちゃったりして(笑)」
「私も胃袋で溶かしちゃうわよ」
「それは皆も一緒♪(笑)」
盛り上がってそうだから横を通りすぎて行こうと思ったが…
「あ、扇子ちゃーん♪今からお昼ご飯?食堂まで案内しよっか?」
「あら、朝の可愛い子だわ。初めまして、蛙吹 梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで!」
「私は葉隠 透子だよ。浮いてるように見えてると思うけど私の個性なんだ!よろしくね♪」
「っ!!あ、よ、よろしくね!梅雨ちゃんと葉隠さん。」
「あ、葉隠さんじゃなくて、透子ちゃんって言って!」
「ケロッ」
透子ちゃんに両肩を揺さぶられながら言われ、梅雨ちゃんはそれをニコニコと見ている。
「遅くなっちゃうから行きましょ」
梅雨ちゃんに言われ、透子ちゃんも止めてくれたので三人で食堂に向かった。