第2章 波乱の始まり
先生は私の顔を見て一瞬驚いたが、顔を戻し話を続けた。
「で、だな…午後からは…「相澤君、彼女泣いてるよ?」オール…」
相澤先生が話をしてる最中に話しかけたオールマイトが私の顔を見て話してきた。
私は顔を触ると冷たい水が触れた。
いつの間に泣いたのだろうか…私はわからなかった。
「今、話の途中になっただろうが…あとにしてくれ」
相澤先生は答えると「いくぞ」と言って職員室を出てこうとするので私も出ていく。
「失礼いたしました」と答え、職員室を後にした。
相澤先生の後ろを歩いていると突然振り返ってきて壁ドンされた。
「守壁…どうして職員室で泣いてたんだ?」
先生も気にしてたようで私の顔をまじまじと見られ、私は顔を真っ赤にしながら目を反らした。
「い、いえ…なんでもないことです」
顔の熱が冷めず、先程オールマイトを見てしまった後悔とトラウマが頭の中で渦巻いてる。