第2章 波乱の始まり
話の続きがが気になりながらも歩いていると、職員室と書かれたボードがあるドアの前に着いた。
先生はそのままガラガラと開け、入って行った。
私はあたふたしてしまい、「失礼しまーす…」と恐る恐る言った。
すると職員室に居た先生が何人か見て「おはよう!」と返ってきた。
先生に返すように「おはようございます」と言って相澤先生の机まで歩いた。
「守壁、学校案内の前にクラスの皆の前で自己紹介をしてもらう」
「は、はい」
「ちなみにだが…その時にお前の個性と簡単な説明をしてもらう」
「わ、わかりました」
職員室に入って何だろうと思ってたが、何でもない話で良かったと内心思い油断してたら…
「わーたーしーがーきたーーー!!!」
突然の大声にビックリして振り向いてしまった。
だが、後になって後悔した私は顔をもとに戻し、先生の机を眺めてた。
大声を出して入ってきた人は世界で大人気!
今年就任したオールマイトだった。
他の先生から注意されながら相澤先生の前の机に座った。
私はイライラしながらも相澤先生の方を見ていた。