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【ONE PIECE】歳上の人

第10章 麦わら帽子と愉快な仲間達


「ここがお風呂場ね?

中にある物は自由に使って良いわ。

着替えはあとであたしのを置いておいてあげる」


「ありがとうございます、ナミさん」


「良いのよ、このくらい。

それより…」


急に真剣な顔つきになった。


「あんた…ナツキちゃんとマルコって付き合ってるの?」


「へ?」


「だってお風呂一緒に入るのかとか聞いてたし!」


「え?

いや、それはそういう意味じゃなくて…。

マルコはお風呂入ったのかな、って気になって。

別に一緒に入りたいとかそんなのこれっぽっちも…!」


「あ、そうなの?

てっきり付き合ってるのかと思ったわ」


「付き合ってないです。

それにマルコと会ったのだってつい最近で…」


「バカね。

好きになるのに時間なんて関係ないのよ。

さ、それは良いからお風呂入って来なさい?」


「分かりました!」


「何かあったら声掛けてね」


「ありがとうございます、ナミさん」


ナミさんが去ったのを見守ると、衣服を脱ぎ、浴室へと入る。


「広い…!」


白ひげ海賊団の浴室も広いけど、あれは大勢で入ることを見越して造られたいわば銭湯のようなお風呂だ。


それに比べ、ここのお風呂は1人用だが広々と使える程にスペースに余裕がある。


脚が伸ばせるようにだろうか。


それともフランキーさんのような体格の良い人が入れるようにだろうか。


広いお風呂に気分が上がる。
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