第17章 金髪とヤケド
愛液を指先に広げ、敏感な秘豆を指で擦る。
「あッ......ん...」
ビクリと身体を震わせ、しがみついて来るナツキ。
恐怖なのか、快感なのか、背中に爪を立てる。
秘豆を舐めようと身体をズラせば、驚いたようにナツキが目を開けた。
「や、行かないで...」
「それじゃあんまり解せねェよぃ」
「良いから...!
解さなくて良い、痛くても良いから...。
だからどこにも行かないで...」
困ったな、と頬を掻く。
「俺はどこにも行かねェよぃ」
舐めることを諦め、大人しく元居た位置に戻る。
視線を下ろせば安心したように笑うナツキの顔。
よく見れば少し目が潤んでいる。
「痛かったら言えよぃ」
指を1本、ゆっくりと密口に侵入させた。
二度、男を受け入れているとは言えナカは凄く狭ェ。
指1本挿れるだけでも抵抗感がある。
俺の...入るか?
傷つけないように慎重に指を動かす。
「っ...ぁ...」
俺の指の動きに合わせて小さく声を漏らすナツキ。
愛液が潤滑油の代わりを成し、徐々に動かしやすくなる。
「っ......ぁ......。
や、なんか変...」
「痛ェのか?」
指を止め、表情を伺う。
「痛くはないけど......胸がなんかこう......キュンてする......」
「それは感じてるってことだよぃ。
変じゃねェから安心して身を任せろ」