• テキストサイズ

【ONE PIECE】歳上の人

第14章 花の都


ベッド運びを手伝って貰い、結局その後の荷物整理まで手伝って貰ってしまった。


「ありがとう、2人共」


「おう!

あ、そろそろ飯の時間だ。

行こうぜ!」


エースが走って食堂に向かう。


「やれやれ、欲求に忠実な奴だよぃ」


眠くなったら食ってる最中でも寝るしな、と苦笑したマルコ。


「ナツキも食堂行くか?」


「ううん、私は少し部屋でゆっくりしてから行く」


「分かった。

ちゃんと食えよ」


ポン、と頭に大きな手が乗る。


マルコの温もりはなんとなく好き。


触られても嫌な気持ちはしないし、むしろもう少し触って欲しいとも思う。


マルコが出て行った扉を見つめながら、一瞬触れられた頭にソッと手を置く。


「ふぅ...」


片づいたばかりの部屋をグルリと見回して、ベッドに寝転んだ。


買ったばかりのベッドはフカフカしていて、心地良かった。


フカフカを堪能していると、次第に襲って来るのは睡魔。


起きなきゃと思っているけど身体は動かず、瞼はゆっくりと下がっていった。
/ 202ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp