第7章 summer memory②
「ぁ、いやぁ・・・っ、もぅ、やめ・・・っぁ」
中に入る指が2本、3本へと増える度に、自分の口から出たとは思えないような声が出ていることに気づく。
及川さんは私の耳を唇で挟み、耳すらも舌で犯していく・・・
そうして次第に、下に埋まる指の出し入れする速さが増す・・・
「あっ、やだ、ぁっ、ぁあっ、んぁ、あ・・・!」
はしたなく漏れる声に、涙がこぼれる。
終わりのないような快楽に腰がそる。
「あ、あぁっ、んぁぁっ!」
一瞬、頭が真っ白になった。ぎゅうっと彼の腕を握りしめ、つま先まで流れゆく快感を受け入れ、脱力した・・・