第33章 Lovers memory②
ぐいっ
え・・・?
突然りおの腕が俺の首に回り、引き寄せられた。
至近距離で見るりおの真っ赤な顔・・・
俺がぐしゃぐしゃにして気持ちよくしてあげた・・・
すっごいやらしい女の顔してる。
「毎日でも・・・いいからぁっ」
意地っ張りでいつも本当の事は言ってくれないから・・・
「ちゃんと、私に触れてっ」
こういう素直になった時の破壊力は、測り知れない。
「意地悪しないで・・・っ」
あーあ、もう。
「可愛すぎ・・・」
俺の・・・俺だけのお姫様。
我儘なお願いだって、いくらでも聞いてあげたくなる・・・
「あっ、ん・・・んぁ、及川さっ・・・あぁっ」
奥まで、激しく腰を打ち付ける。
りおは必死に俺に縋り付いて、快楽に耐えてる。
「は、ぁ・・・あっ・・・ぁぁっ」
りおの部屋のベッドがギシギシと軋んでいく。
「・・・っもう、出るよ・・・っ!」
鼻先を汗が伝って落ちていく。
りおの胸元に咲いた沢山の赤い痕へと・・・
「んっあぁ・・・っ、はぁっ、あっ、ああっ!」
ビクッとりおの体が震え、膣中が締まる。
あ、俺も・・・っ
「りお・・・っ」
りおの頭を抱き込んで、避妊具で覆われた俺の熱はビクリと膣中で震え、白濁した欲を放った・・・ーーー