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おかえり〜I'm home〜(R18)

第32章 Lovers memory①





今の私たちのこの状態は・・・っ!

そう思っているのに、及川さんは腰の動きを止めなくて、
私は快感に葛藤しながら、震える唇で言葉を発した。

「っ・・・だ!大丈夫です!すぐ行くので待っててくださいっ」

よし、今変な声は出てなかった筈!
お願い!お願い叔母さん、鎮まってください〜!

「そう?それじゃあ先に見てるわね〜」

そう言って足音が遠ざかっていく・・・
最後リビングのドアがパタンと閉まる音まで聞いてから、私は後ろをきっと睨み向いた。


「どういうつもりよ・・・っ!」

冷や汗たらたら、私が小声で及川さんに叱りつけると、及川さんはヘラりと笑って見せた。全く悪びれた様子もない。

「ひゃ〜ドキドキしたね。流石に俺もセックスしてる最中に親が入ってくるシチュエーションは体験したことないからさ」

「ほんとふざけないでよっ」

私だってそんな経験ないし、作りたくもない!

「あのまま叔母さんが部屋に来てたらどうするつもりだったのっ」

「俺らが恋人だって言える絶好のチャンスじゃん」

へーんと、当たり前のようにサラリと言葉を放つ及川さんに、私はガクッと肩を落とした。

「あ、そんな事していいの?」

「え?・・・あっ、ん!」

ズン、と止まっていた揺動が再び動き出して私の中心を刺激する。

「どうする?このまま・・・俺、扉開けて続きしてもいいんだけどなぁ〜」

そんなことしたら今度こそ叔母さんに気付かれちゃう!

「んーーーっ!」

口元を必死に手で抑えて首を振る私。
及川さんは私の体をくるりと反転させて肩に私の片足をかける。

「じゃあ声出さないで耐えるしかないよね?」

そして立って繋がった状態のまま壁に押し付けた。
それから自身の唇で私の唇を塞ぎ、声が出せないようにしてから激しく熱を抜き差しした。


「ふぅ・・・っぁ、ぁ・・・っ!」

舌も、中心も、ピッタリと隙間なく混ざり合いながら、
私たちは絶頂へと向かっていった・・・ーーー




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