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おかえり〜I'm home〜(R18)

第32章 Lovers memory①





及川さんと恋人になる前とは変わったこと、それは・・・

お、及川さんが私を求めてくるようになったこと。


そりゃあ恋人同士になったんだし、当たり前の事だからいい。
想いを伝えあったその日に繋がったりしたけど、体目的なんかじゃないって分かってるし、私だって及川さんに愛されてるって感じるし嬉しい。

え、えっちとは・・・
お互いを求め合う大切な愛情表現だと思います・・・はい。

だけど、及川さん家でその行為をするのには色々と難しい事情がありまして・・・



「ただいま〜」

「あ、叔母さんおかえりなさ〜い!」


・・・それは私たち以外にも、及川さんのお母さんも、一緒に住んでいるということ。

「あら?なんだかりおちゃん、体だるいの?辛そうじゃない、大丈夫?」

「!?い、いえっ、全然大丈夫ですよ!」

さ、流石看護師の叔母さん、私の些細な変化にも気づくなんて・・・!

(昨日及川さんに夜中までいじめられたから・・・体が筋肉痛みたいになってるなんて言えない・・・)


叔母さんと3人でいる時は、及川さんも流石に体を触ったりはしてこない。
だけど、叔母さんが夜勤でいない日や・・・私と及川さんが休みの日曜日、その日叔母さんが日勤の時の昼間などなど・・・確実に二人きりの時は決まって及川さんは私を求めてくる。

恋人になって始めの頃はそれでよかったんだけど、最近の及川さんは、叔母さんがまだ起きていてリビングにいるのに、我慢出来ないって二階の私の部屋にきて私を組み敷くから、その時は流石に制してる。

だって恥ずかしいもん!もし、私の声が漏れて叔母さんに聞こえたりしたらなんて考えると顔から火が出そうだ。

それにまだ叔母さんに恋人になったって言ってないし・・・
同居させて貰っている身分で、いつ、どのタイミングで叔母さんに恋人同士だと打ち明けようか、迷っていた。


「だーから、そんな考え込まなくていいって。サラッと言っちゃえばいいじゃん」

二階の私の部屋で、社長の御令嬢から貰ったGOD〇VAのチョコレートを食べながら及川さんは言った。

む。人の気も知らないで・・・
及川さんはオープン過ぎるのよ。
自分の家だからって言うのもあるけど、私にとってはお世話になりまくってる身なんだからね!


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