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おかえり〜I'm home〜(R18)

第29章 1 years later②





すっ・・・と及川さんの右手が下腹部に伸びてきて、私は体が強ばる。でも・・・

はむっ

「やっ・・・」

同時に右耳を甘噛みされて、意識が耳へと移る。

「はっ・・・ぁ、やぁ・・・っんん」

ぴちゃぴちゃと舌を使って耳の形をなぞり、穴へとそれが入ってくると直接聴覚が犯されて強い刺激に、反射的に及川さんの左手を強く握った。

そうしてるうちに、及川さんは器用に長い脚と右手を使い、私の下のスカートを下ろしていく。そして右手は下着の中へと入り込んで・・・

「っぁ!!」

ようやく下着の中へと入り込んだ及川さんの手に気づいた頃には、中の突起を及川さんの長い指が掠めた時だった。


「・・・感じ過ぎじゃない?俺まだ胸と耳しか弄ってないよ?」

いたずらめいた瞳が私の潤んだ視界に映り込む。

「だって・・・っ及川さんが苛めるから・・・っ」

ポカッと胸板を拳で叩くと、及川さんは何故か嬉しそうに笑った。

「苛めてないよ。不安なんて消し飛ぶくらい愛してあげるって言ったでしょ?」

「あっ!」

なんの前触れも無く、及川さんの中指が私の濡れそぼった中へと入り込んだ。異物感はすぐに快楽を呼び寄せて、中で出し入れされる指を締め付けた。

「ぁっ・・・あぁっ・・・ん、ぁ・・・っ」

「ここ、好き・・・?凄い感じてる・・・」


奥の1点を執拗に指の腹で擦られると、その度に腰が跳ねる。
2本、3本に増えていく指が私の体の真ん中を熱く刺激する・・・

「はぁ・・・っぁ、もぅ・・・っあぁ」

とろとろになるくらい彼の指に弄ばれて溶かされて、くったりとしているとずるっと3本の指が抜かれた。

「ん、・・・っ」

「りお・・・」

「っぁ・・・」

はっと気づいた瞬間には及川さんは私に覆いかぶさって、ズボン越しに熱いものを押し当ててきた。


「・・・いい?」

熱を持て余して困っているような顔を浮かべている及川さん。
私たちはお互いの服を脱がし合い、纏うものの無くなった体で抱き合った。

しっとりと汗をかいた体を抱きしめると、彼の鼓動を直で聴けた。
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