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おかえり〜I'm home〜(R18)

第15章 Autumn memory①





「そうだ、りお、折角宮城に来たんだから、あれ食べたか?ずんだ餅!あれ、好きだったろ?」

「あ、はい!食べましたよ!よく覚えてますね!」

「ははは、俺が帰省する度にお土産で頼みに来てたからな、流石に忘れてないよ」


凄い大地さん。そんな事まで覚えてるんだ・・・
そう思っていると、隣で及川さんが吹き出した。

「お前学生の頃から食い気あったの」

「い、いいじゃない、ずんだ餅美味しいんだから!」

かぁぁっと顔が赤くなる。
でも、確かに毎回大地さんが帰省する時には、ずんだ餅お願いします!って頼み込んでたなぁ。

因みに宮城に引っ越してきて、最初に買ったのがずんだ餅だった。それくらい大好きなお菓子だった。


「こっちに来たから、毎日食べ放題だな」

「さ、流石に毎日だと太っちゃいますよ」

「そうか?お前痩せっぽちなんだからもっと食べて大きくなりなさいよ」

「ふふ、そんな事言ってくれる人、大地さんだけですよ」


大地さんと話してると、まるで学生時代に戻ったみたいな感覚になったーーー・・・



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