第4章 沢田家光
「んなあ!? こ……このリングって……!!
ボンゴレリングとかいうあの恐ろしい~!!?」
「なんだツナ? 青い顔して。何でも相談のるぞ」
「それどころじゃないよ!!」
ツナは一目散に自室に戻った。
「リボーン!!!
おまえだな!? このリング首にかけたの!!」
「オレじゃねーぞ」
「ウソつけ! おまえ以外いないだろ!?」
「あいつから何も聞いてねーのか?」
「!? あいつ……?
と……とにかく、オレカンケーないから! まきこまないでくれよ!」
「何言ってんだ? カンケー大アリだぞ」
「え?」
「ボンゴレリングは時期ボンゴレのボスの証だからな」
「な!? なんだって~!!?
ってことはこれ持ってるとマフィアってこと!?」
「まーな」
「そんな~! それこそ冗談じゃないよ!!」
――――――並盛町某所
獄寺は登校の前に現在ディーノが滞在している中山外科医院に足を運ぼうとしていた。
それなりに早めの時間に家を出てマンションを出ようとしていた。
「ふふっ」
「?」
「おはよう」
「あ、ああ……」
一人の女が隣の部屋から出てきた。……並中の制服を着ていた。
「ん? あんな奴いたか……?」