第1章 嵐の予感
「私、ツナ君が黒曜から帰ってきた時ホッとしたんだ」
「え?」
「もっと恐い感じになっちゃうかと思ったけどツナ君はいつものツナ君でなんかホッとしちゃった」
「!!」
(よくわかんないけど……ほめられてるっぽい……!?)
「ねぇツナ君」
「えっ」
「何の音だろ?」
「え?」
ドーン……
ドガーン……
ドゴォッ!!!!
「な……何!!?」
突然の爆音、爆発。
ガキンッと刃のぶつかる音が並盛町に響き渡る。
「え……ええ!!?」
ツナに向かって飛んでくる何かを避けることもできず直撃。
「ぎゃああっ」
そのまま引きずられていく。
「す……すみませ……!!」
「いててて」
「……おぬし……!!
21世紀に……おぬし……?」
「10代目ー!!」
「大丈夫かツナ!!」
「あいたた」
「ツナ君大丈夫?」
そんなツナたちをコーヒー片手に遠巻きからリボーンが見ていた。
「お、なんであいつがここにいんだ?」
「ゔおぉい!!」