第2章 裁判村
「なぜだ?」
「この実は腐っている…」
「本を読みわかったのじゃ…アクアリングをまといしドラゴンスレイヤーの力ならまたこの村は復活すると…」
ミストガンとディアンは顔を見合わせた
「里奈にそれを話したのか?」
村人は顔を振った
「里奈ならきいてくれるはずだ」
「里奈をはなしてもらえるか?」
「もう少しでいいんです。もう少しで魔力はたります…お願いします!!」
「どうする?ミストガン」
「わかった…あとすこしだけだ。だがおわったらすぐに里奈をはなしてもらう」
村人は頷いた
「ありがとうございます」
「また裁判村になるのが嫌なら女をつれてくるな…いれるな…いいな?」
「はい」