第16章 【異世界での家探し】
"せっかくなんだがら休暇のつもりで色々経験して来いよ!殺し屋は色々知識が必要だろ?"
此方に飛ぶ前にクロロが言った台詞が頭にちらつく
女はコミックを読んだ後電話をしている様だ
目まぐるしく変わる表情に自身に無い物を感じた
(まぁ……馬鹿そうだしすぐ殺れそう。嫌になれば出て行けば良いか)
________"
翌朝扉のドアノブを壊して部屋に入る
女は一瞬目を見開いたがすぐに眠ってしまった
(……呑気だな)
嫌になれば出て行けば良い……
なんて思っていた筈なのに異世界での自分の住まいに成るなんて思いもしなかった